講談社週刊Nゲージジオラマ製作マガジン「昭和の鉄道模型をつくる」
昭和の鉄道模型をつくる 〜NO.5〜 2007.09.02(日)
週刊Nゲージジオラマ製作マガジン「昭和の鉄道模型をつくる」第5号。すでに第6号が発売されていますが、やっと今日この号の付属品を製作しましたのでご紹介です。付属品は、「交番・詰所セット」。

まず、第5号の冊子の内容ですが、最初の号の頃は物足りないと思った内容もだんだんと読み応えを感じるようになっているので、不思議なものです。毎号毎号の当時の状況が紹介されてくると、単発的な物足りなさは連続ものへの期待にかわってきますし、短いと感じた文章も毎号毎号を考えると、妥当な量に感じるようになりました。

「今週の達人」には、毎回驚かせられます。今回の達人は9畳の部屋いっぱいのNゲージレイアウトを楽しんでいる人です。たった4年でここまでやるかと対抗心が湧き上がりますが、なかなかここまでできる環境の人は少ないのが現実です。私も3人の娘の部屋が空けばぜひ挑戦したいと思います。その他にも「昭和の情景」は団地族の記事で、なかなか興味深い内容でした。
付属品のパーツは左の写真の通りです。左上の架線柱と右上の柵は、今回は使いません。今後のレイアウト製作の中で使うために、無くさないように保管です。

作るという感じを感じるのは「詰所」のほう。細かい周辺のパーツを取り付けた後に、詰所とトイレの建物を取り付けます。気をつける部分は、トイレ裏の物置の屋根。裏側に押し出しピン跡の出っ張りがあって、それをナイフで削っておかないと浮いたようになって確実に接着できません。その他は塀の上部。塗装はされているのですが、ゲート跡が残っています。ナイフやペーパーで少し整えてから、同じような色の塗料でタッチアップしておくといいでしょう。他には木の、ランナーから切り取った部分への緑のタッチアップ。タッチアップしたい部分は他にもありますが、見えない部分は気にしないでいいでしょう。

「交番」は、中に机を取り付け、外に警官を取り付けるのみ。建物はほぼ完成品です。
「詰所」が完成するとこんな感じです。

細かく見ると、いろいろと目につくところはありますが、全体の構成とリアルな塗装で、かなりいい雰囲気が出ています。
反対側から見たところです。

トイレには、汲み取り式トイレの臭突がかわいくついています。
昭和の時代は、これがどの家からもでていてクルクルとまわっていたものです。
これが、「交番」。ちゃんとお巡りさんがいます。

今まで製作したストラクチャーをまとめてみると、なかなか良い雰囲気が漂ってきます。しかし、数的にはまだまだ。たとえ小さなレイアウトとはいえ、実物らしさを出すにはもっと多くのストラクチャーが必要です。

第6号からはレールが付属品となり、それは第11号まで続きます。その後、パネルボードがついてきて、そこでようやくレール敷設とストラクチャー配置を楽しめるようになるようです。ここ1ヶ月半は、工作的にはじっと我慢となります。

その間、C62の製作にはまり込む予感が大です・・・。
この内容は、ブログ「いつまでも青く、枯れても青く」から転載し追記したものです。
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